秋は紫

秋の色、と言えば真っ先に思い浮かぶのは紅葉の赤やオレンジかもしれない。事実、カナダ国旗の図柄であるメープルの葉が今、そこら中で真っ赤に輝いている。

でも私の中では『秋は紫』というイメージもある。なんでだろう?一風堂の「すみれセプテンバー・ラブ(←懐かしのベストテンの映像)のせい?(笑)


なぜだろう?としばし記憶を辿ってみたら、子どもの頃、秋に実家で咲いていた桔梗の花を思い出した。もしかしたらそれが始まりなのかもしれない。

今は、庭で紫の野菜たちを育てているから、「なんとなく」のイメージでなく、実際に目の前で秋の紫を楽しんでいる。

通常の葉の色の緑と紫のコンビネーションに惹かれて、茄子の葉や成長中の紫キャベツの前でうっとりすることもしばしば。

茄子の葉の紫の葉脈

紫キャベツのかすれたグラデーションが好き

料理だって、美しい色の茄子の炒め物や揚げ物は食欲をそそるし、いつものサラダに紫が加わると、アクセントになって華やかに。

王道・茄子の味噌炒め!

色の綺麗なペルー原産の小芋

茹でてサラダにのせてみた

紫ケールもサラダを華やかにしてくれる。

秋の紫の野菜と言えば、ビーツもそう。採れたての赤紫の実はホクホクで、お芋みたい。(ここで、私の秋の紫のイメージは、焼き芋の皮から来ているかも、とも思う(笑))

茹でて塩だけ食べる。美味し!

先日ビーツの葉でナムルを作ったけど、作っている途中でも色を楽しんだ。

綺麗な葉。茹で汁は濃い赤紫に。

赤紫が綺麗なナムル。

以前、紫の花や野菜を集めてこんな写真も撮っていた。

チーム・ムラサキ!(さりげなく手前のナイフも)

それから庭の赤紫蘇はすぐに使いきれないので乾燥させておいた。時間がたっても赤紫色はしっかり残るから嬉しい。


さて私のいるエリアの紅葉はもはや終わりに近づき、落葉になってきた。数日前北の職場では雪がチラつき、今週は氷点下の予報も。秋にサヨナラする時期がそこまで来ている。

先週時点での紅葉。

野原で目立つあざみの紫ももう終わり、、、。


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