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表に出ない仕事の成果

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8 月。例年通り朝晩の気温が急に下がってきて、 10 ℃を下る夜も出てきた。夕暮れも早く、急速に秋の気配。もうハロウィングッズも出ているし。 今が旬!夏の終わりのオンタリオ・ピーチ そして私は 8 月を皮切りに、一年でもっともストレスフルな予算・決算時期に突入。その後も連結決算、監査、研究開発費申請に資金調達のための資料作成と目白押し。 日中は一般営業・輸出業務、人手が無きゃ近場の配達やら掃除だってやるから、そういう年度締めや臨時業務はどうしても残業しないと終わらない。(いずれ日中はバタバタで数字の仕事は集中してできない) 小さい会社にいると、メインは会計業務と言えど、どうしても「事務関係全般・その他もろもろ」が仕事として入ってくる。営業スタッフが出払うと私一人オフィスに残ることも多く、そうなると電話に来客・業者対応に振り回される。 社内の業務調整も頻繁。そういう仕事も今まで結構やってきたから、交通整理とばかりにバッサバッサこなしているけど。 ところで、こういう「何でも屋」あるいは「仕切り役」は、会社にとっては重宝すると思う。しかし、専門キャリアを築こうとしたら、この部分はたいしてカウントされない。 プロジェクトやスタッフのスケジュールを調整し、細かな段取りを図り、書類や情報はすぐに出せるようタイムリーに整理し、さまざまな記録をきちんと取りまたそれを活用し、関係者と密なコミュニケーションを取る――。 私はとにかく組織がスムースに回るように動いているのだが、そういう動きって数字で結果が出るわけじゃないから評価されにくい。 逆にそういう動きをしない人もいるが、だからといって評価が落ちるわけでもないし。 そもそもそれらは個人スキルに近く、担当業務として掲げられている項目でもない。でも実はそういった「その他諸々業務」「調整・管理業務」にかかる時間は少なくなく、また、断片的。それらをどれだけうまく仕切るかで会社全体の効率が相当違ってくる。 へたすると、スムースに物事が進んでいる限り、それが実は誰かの努力によってその状態になっているということさえ気づかれない。それが自然な状態であるかのように。 履歴書や面接なら「 Organizational Skill 」(物事を整理する能力)と掲げ、その能力を伝えることはできるだろう。しかし「 xxx の資格