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1月, 2018の投稿を表示しています

オフィスを出よ、陽を浴びよ

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今月も濃い仕事のせいで怒涛のひと月だった。「来週こそゆるくなるぞ」と毎週のように希望がちらついても、結局その通りになることはなく、、。 とても寒い夕方、ミーティングの合間に見た久々の日暈 今月はなんと人生で初めて、飲まず食わずトイレも行かず、6時間ぶっ続けのミーティングも経験した。 しかし、私はあまりに内容に集中していたので、その間空腹も時間も英語の苦痛も感じなかったことの方がオドロキ。 ここ 2-3ヶ月、結構なテンションの中で 長時間労働が続き、脳が常に覚醒しちゃっているのかも⁉ 昼前にミーティング開始して、、、 終わったら夜だった! ところで、その6時間ぶっ続けミーティングでは、70 代半ばのある程度地位の高いドイツ人の方がメンバーにいたのだが、私がいろいろ用意してきた資料を見て、驚いてしばし絶句。そしてこういった。 「素晴らしい準備をありがとう、君はドイツ人以上にドイツ人のようだ!」 いやなに、私は膨大なペーパー資料をうまくオーガナイズして、読み手の作業に合わせてわかりやすく揃えただけで、多少私の性格が入ったとしても、日本だったらフツーのこと。 彼は普段、何かとおおざっぱな北米のオフィスワークの中にいながら、同時にドイツ系の会社やドイツ人を相手にすることが多い。 ドイツ人はおおうにして非常に几帳面に効率的に物事をオーガナイズするとのこと、この北米にいながらそういう仕事の仕方をドイツ人以外に見受けたものだから、上記のような言葉が出たのだった。 「日本とドイツは人の気質が似ているんだ。かつて(戦時中)同盟でもあったし。こりゃやりやすい。」と、戦中・戦後体験者にありがちな表現を交えながら、ちょっと嬉しそうな彼。 その後、彼と頻繁にやり取りをすることになったのだが、彼は実際応答や文書管理がビックリするくらい几帳面で、私としてもやりやすい反面、一切手が抜けないというプレッシャーも抱えることになった(笑)。 最終的にはより確実な仕事に繋がるからいいんだけど。 今月は先月同様、関係者とホテルで数日缶詰めで仕事することも。せっかくのホテル泊なのに、常に時間に追われ、ソファでくつろぐことも、バスタブに浸かることもなかった、、、。 せっかくのリビングルー

東欧へ?魅惑のお惣菜旅行 ~ Yummy Market ~

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おおお、新年になってもう半月が経とうとしている。相変わらずの厳しい真冬の天候と多忙な日々が続いていて、近況を書こうにも「寒い」と「忙しい」しか出てこない! こんな時は頭の気分転換も兼ねて、過去のワクワク体験からのエントリを。タイトルに「旅行」とつけたけど、あくまでもトロントに居ながらの擬似旅行ネ! トロントは多民族からなる街なので、世界のいろんな味が楽しめるのが魅力の一つ。それには、レストランで代表的な料理を食べるより、庶民的・家庭的な料理を試した方がずっと面白い。 そういう時の私のお気にいりの場所のひとつが、ある東欧・ロシア系のスーパー・マーケット「 Yummy Market 」(ヤミー・マーケット) 。 ベリーの入った丸ごと焼きりんご。1個99セントって安い! 英語で「 Yummy (ヤミー)」とは「美味しい」のカジュアルな表現だけど、日本語で「ヤミー・マーケット」って言うと、闇市(やみイチ)みたい(笑) 直訳で Yummy Market = 美味しい市場って超安易な名前だけど、実はすごいバラエティさをもった、魅惑のお店なのだ。 何が魅惑って、 100 種類はゆうに超えているここのお惣菜!すべてフレッシュで計り売り!そしてお値段もリーズナブル! ロシア・東欧と言っても、南北のシベリア地方と中央アジアでは気候風土が全く違うし、東西に見てもヨーロッパ寄りとアジア寄りではまた違う。しかしいずれも日本や北米とは食材の組合せや調理方法が違っているからどれを見ても面白い。そして初めて食べるにしてはどれも美味しい。 レシピが違うとはいえ、普段家で食べるおかずだから、ごくフツーの高くない食材を使ったものばかり。だから 一見馴染みのない味の組合せでも、食材は特別じゃないから食べていても疲れず、すぐに美味しいと感じることができるのだと思う。 例えば、、、下の写真は、 パウンドケーキの上になめこ⁉がのっているように見えるが、、? 実はベジタリアン向けのレイヤード・べジサラダ。下の白い部分は菊芋か大根。(食べても判断できず、、)真ん中がマッシュルームと人参で上が卵とパセリとなめこに似たキノコ。何でもない材料だけど新しさ満載、そしてレイヤーになった色のコントラスト

記録的寒波の中で始まった2018年

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新しい年になった。しかし、まるで 極寒に耐える我慢大会 のようなこの年越し! 大晦日の早朝。朝焼けが美しいも外は極寒。 世界のあちこちでそうだが、 12 月後半からカナダも寒波続き。ここトロント郊外の大晦日の夜はマイナス 23 ℃だった。それでもカナダの中でも南側だからマシな方!(ボスの奥さんの実家、隣のマニトバ州・州都ウィニペグはマイナス 50 ℃だって!) 大晦日は恒例の手巻き寿司、しかしこの寒さでは鍋も恋しい この冬、最低気温は各地で半世紀以上ぶりに 記録を更新し、さらに更新される可能性も。確かに今週はマイナス 30 ℃近くになる予報が出ている。夜にそこまで落ちるのはまだわかるが、日中の「最高」気温でもマイナス 20 ℃台ってかつてない経験! 最近の冷え冷えの夕方。寒いだけに空気が澄んでいる。 ガラスに映った夕暮れの空も美しい。 それでも仕事で外には出かけねばならず、、、。 そういう気温の時外に出ると、まず呼吸が苦しい。吸った空気が 凍った粉 のようで、喉に通る氷で思わずむせてしまうのだ。鼻の穴の中も、空気が通る度 「パリパリ」 と氷がまとわりつくのを感じる。 むせながら車の雪除けならず、 「氷はぎ」 をする。エンジンもかかりにくいから、十分に温めてからスタート。 ようやく冬タイヤに変えたし元々四駆車だけど、やはりマイナス 20 ℃台の中運転するのは怖い。幹線道路は大量の塩がまかれてほぼ大丈夫だけど、日陰では塩か氷かわからないし、路肩やカーブに散らばった氷で滑るから、、、。 なかなか溶けないフロントガラスの氷を一部残しながら運転。 そうそう、つい 2 週間ほど前に、近所に地下鉄の駅が新しくオープンした。人口上昇著しい北西向きに延伸した5つの駅が、 数年遅れで 開通したのだ。これでダウンタウンに行きやすくなったので、運転距離を少しでも短くしたい冬にはありがたい。 新しい駅は巨大でピカピカ 自然が猛威を振るう屋外とは大違いで近代的。 それでも、先月下旬に絶対に遅れられない仕事の用事がダウンタウンで連続で朝に入っていて、渋滞と雪のトラブルを避けるため、わざわざダウンタウンに数泊。真冬ならばこれが確実。 数日