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真夏日続き

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カナダに来て以来、 30℃ を越える日なんてひと夏に数えるほどだったが、なぜか今年は軒並み 30 ℃ 越え。5月末あたりから熱波注意報が何度出たことか。 濡れた服もちょっと干すだけですぐ乾く! しばしば35℃を越える日本と違い、まだ 30-33 ℃くらいに留まっているし、湿気も日本と比べたら低い。しかし例年より暑いとなると、こちらの人にとっては「熱波」であり「酷暑」なのだ。 おりしもコロナの制限が緩まり、公園や湖のビーチは人と距離を取ることを条件にオープンしたので、私も友人と何度かヒューロン湖に泳ぎに行った。 オンタリオ北西部~米ミシガン州に広がるヒューロン湖 湖の水は最初すごく冷たい。しかし慣れれば爽快だ。といっても 10 分も浸かっていると今度は冷えてくるから、長居は無理。 出れば出たでギラギラ太陽の下すぐ汗をかいてくるからまた水へ戻る。その繰り返し。海水じゃないから出たあとさっぱりしているのは湖水のいいところ。 身体が暖まるのを待つ間、波で運ばれた石を拾い始めるとこれがもう止まらない。綺麗な石が透明な水でさらに輝いている。拾いながらいろいろ思いを馳せるが、その話はまた今度ゆっくりと、、、。 透明な水の下から美しい石を拾う。 さて、湖へ行く以外は、おととしまでやっていた夏の過ごし方をちょっとずつ取り戻している。それは野菜やハーブ栽培、時々料理。 夏栽培でおなじみのトマト 乾燥させたオレガノをハーブ専用ハサミでカット カリフラワーライスのチャーハン。軽めでいい。 今私は仕事以外でパソコンに向かったり SNS をやる時間を極力減らしている。それらも嫌いではないが、自然の中に身を置いたり土をいじったりすることで感じる満足感とは違う。今は冬の分までたっぷりと陽の光を浴びようとしている。 カナダの夏の花 Gooseneck (雁の首)。日本では「丘虎の尾」 さて、例年だと8月になった途端気温が落ちて、中旬にはもう涼しく朝晩ひんやりしてくる。 しかし、いつもより暑い今年はどうなるだろう?カナダは夏が短く冬が長いから、たまには暑く長い夏があってもいい。温暖化でこのまま気温が上がり続けるのは困るけど!   久々に

カナダ・デイ2020 ~カナダで働く~

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おととい7月1日はカナダ建国記念日『カナダ・デイ』だった。今年はコロナウィルスの影響でイベントはほぼキャンセルされているけど、近くのコミュニティがやっているごく小規模の花火の音だけは聞こえた。 日没直前の夏の空 カナダ・デイにちなんで、今日はカナダで働く環境について書いてみよう。といっても些細なことだし、すでに過去のどこかでちらほら書いてきたことだが。 こんなネタをふと思いついたのは、先日電話でモントリオールのお客さんと話していて、フランス語訛りの英語がとっても聞きづらかったから。(相手もノンネイティブの私の英語に苦慮しただろう笑) フランス語がしばしば登場するのは カナダならでは。フランス文化圏のケベック州からの電話にはいつも苦労する。 国としては英仏が公用語で、トルドー首相も会見で自ら英仏交互に話すが、ケベックの小さいビジネスだとフランス語のウェブサイトしかないところもしばしば。(グーグル翻訳に感謝!)   トルドー首相。とある雑誌で。 ケベックと違い、オンタリオ州都市部は、街並みこそイギリス色が濃いものの、住んでいる人は多国籍だからいろんなクセのある英語を聞く。これはこれで移民の多いカナダらしい特色。 もちろん、世界の多くの大都市は多国籍・多人種がいる。特にチャイニーズとインディアン系はどの都市にも多いだろうが、ここは中東系も多い気がする。仕事で会う業者さんも中東系が結構いる。逆にニューヨークに多くいたヒスパニック、アフリカン、カリビアン系はあまり見かけない。 そうそう、話す英語にクセがあろうがなかろうが、書く時は書く時でカナダ流のスペルが要る。「小切手」は、アメリカでは check だが、カナダは cheque 。「コールセンター」の「センター」は Center でなく、 Centre 。 Labor が Labour とか。 年に1回、カナダ・デイにかぶる帽子 ところで、カナダはこの広さや資源を生かした第一次産業、第二次産業も多いが、いずれもアメリカとの関係が深い。 NAFTA (名称変わったけど)繋がりであることはもちろん、文化や慣習が似ているし、同じ国内感覚でいろんな取引がある。 ただし、人口比等でカナダの市場はアメリカの10分の1。新製