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7月, 2018の投稿を表示しています

夏らしい夏

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先週から新潟の実家に帰省中。しかし、暑い、暑すぎる! 実家の廊下でゴロりんと。しかしこれが出来るのも朝の涼しいうちだけ。 新潟はフェーン現象でよく暑くなるが、それでも子どもの頃は33 ℃くらいが「猛暑」で、 8 月に残暑として数回経験する程度だった気がする。それ以上の気温がこんなに続くのは、初めてではないか? しかも新潟はまだマシな方で、水害のあった西日本や中部は記録的・命にかかわる猛暑とは、、、。 前回帰省した昨年10 月も、その時期には珍しく大型台風が2 つ連続で来て記録的長雨だった。よりによって2 回連続帰省時に異常気象に見舞われるなんて! しかし、出てくる前のトロントもいつになく暑い日が続いていた。 異常気象は世界規模なのだ、、、。 さて、今回の帰省では、家族でかなり久々に佐渡ヶ島に旅行に行った。暑いけれど旅する時に快晴というのはありがたい。おかげで美しい海を堪能。   そして、一大観光地の佐渡金銀山と関連施設。 ちょうど世界遺産の国内選考直前ということで、候補地のそこでは、 テレビ 局も来ていたりで、人々の期待が膨らんでいた。(残念ながら先日落選となったが、、、)   金銀を掘った坑道内の蝋人形はリアル! そして私の楽しみは新鮮な魚介類!トロントは海がないから、スーパーに行っても魚介類のバラエティさ・新鮮さに欠ける。佐渡はその点、天国のような場所! 1 泊は敢えて民宿での宿泊を選んだ。夕食はその日一番入った新鮮な魚介類や野菜を出すことを知っているから。 期待通り、近くの海であがった魚がお刺身で出てきた。久々によい状態で獲れたというクロダイ、7 月のわずかな時期にしか取れないあるトビウオの一種(名前忘れた)、カワハギに別な種類のタイ。 全部白身だけど、全部食感が違っていて飽きない。カワハギは新鮮なので肝も生で出され、いい冷酒のお供に。( 民宿だから1泊ひとり1万円以下なんだけど、都会ならこの刺身だけでかなりの額だよなあ~。) 滞在中、カニ、イカ、タコ、サザエももちろん食べたし、普段は脇役の海藻類でさえ美味い!トロントではこんなに新鮮なものは普段食べられないから嬉しかった。 海藻と言えば、、、佐

見た目で決めちゃダメ

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私は、日本人女性としては背が高く 175 cm ある。小さい頃から背が高かったから、常に頭一つ飛び出て目立っていた。 今でこそモデルのようにすらりとした長身の女性や背の高いハーフの子も多いけど、私が育った時代かつ保守的な田舎ではどうしても目立ち、あからさまに『でっけー!』などと言われることはよくあった。 水がいいせいか?新潟の田舎で文字通りすくすく育った私。 「皆と同じ」を美徳とする日本の社会文化が根本にあるからか、人と違う容姿を持つ者は何かと「別物」扱いを受けるのだ。悪気はなくとも、ある意味一種の差別なんだろうな。 ただ、私はなぜか小さい頃から、そうやって言う人たちは「ごく限られた認識しか無いだけ」と漠然と思っていたからあまり気にしなかったように思う。 また、何か言われて気にしたところで背が低くなるわけじゃないから、気にする時間が無駄!という、今考えれば子供らしからぬ?割り切りがあった。(常に自分が興味あることに心奪われていたので、他人の言うことはどうでもよかった(笑)) それに、実際は、背が高いおかげで、部活動では1年生の時から試合に出させてもらったりという恩恵もあったのだ。 ところが、友達の中で同じように背が高い子、逆にすごく小さい子、太っている子なんかは、周りに何か言われて気にしてくよくよしたり、すっかりコンプレックスになっている子は多かった。思春期は学校の男子の目は特に気になるしね。 電車やバスに乗ると、まず、周りの人がジロジロ見る。あの無遠慮で無意識の差別的な目。見られる方は何もしていないのに「引け目を感じること」を強要されるような。まるで存在していることがいけないような。 本当は身体的な特徴は気にする事じゃないのに、社会が「コンプレックス」を作り上げている。それってとっても不条理。 例えば、強面(こわもて)の人が何となくつっぱってしまったり、体格のいい女性が華奢な男性に甘えられなかったり、というのも、周囲の期待やイメージ通りに演じてしまうという、暗黙の社会的・文化的プレッシャーに応えているところがあるように思える。(特に日本) また、アメリカでは人種問題がエスカレートしているけれど、肌の色や出身地の違いで争うことが、この広い宇宙の中、あるいは何万もの生物の種

今年のカナダデーは醸しデー

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7月1日はカナダの建国記念日『カナダ・デー』。今年は仕事で北のコテージにいたのだが、三連休なうえ、偶然にもこの夏一番の暑さとなり、湖畔はファミリー連れで賑わっていた。   Happy 151st Canada Day! いつもは誰もいない湖の浜辺は、イモ洗い状態!湖の中央の方にはボートが連なる。 そんな晴れやかな祝日に私がやっていたことと言えば、黙々と腐葉土の醸し。(笑) 別に狙ってこの日にしたわけでなく、仕事の予定や天候のせいで、たまたまこの日にあたったんだけど、冬の間に仕込んでいた落葉をひっくり返して、その熟成度を見て楽しんだ。 半年以上も仕事に追われ何もできなかったが、その間にも「熟成モノ」は沈黙の中で働き続けていた。久々にそういうものを見ると「知らない間にできちゃった!」と、得したような気分になる。 腐葉土だけでなく、放置している間に出来たのが、この手作りリンゴ酢。 去年2017 年5月に、まずリンゴを水につけて発酵させ、リンゴを取り出したあとは、時々蓋を開けて匂いを嗅ぐだけで何もしなかった。 途中アルコール臭がした時期があったが、それも次第にまろやかな香りに変わり、その後強い酢の香りになった。 今は市販のものと変わらない、しっかりとした酢になっている。 続いて、以前友人に教えてもらい仕込んだ手作り味噌! 色の違いは、熟成度(時間)の違いもあるが、左は大豆、右はひよこ豆で作ったから、ある程度時間が経ってもひよこ豆はやや薄い色のままなんだと思う。 これも、放置している間に出来ちゃって嬉しい。でも時間がさらに味をまろやかにしてくれるだろうから、今は開けずに、もうちょっとこのままにしておこうと思う。楽しみは少しあとに取っておくのだ、、。 そして、もうひとつ、去年仕込んだもの、それはフツーの黄色いプラムで作った梅干しもどき! ちょうどいい重石がなくて、そこらへんで拾った石をよ~く洗って瓶に入れたっけ。(写真上にちょっと見える)カビが生えちゃうか不安だったけど、冷暗所に置きっぱなしでそのうち漬けたことも忘れる始末。 しかし、腐葉土いじりをきっかけに、去年のいろんな記憶が蘇り、「そうだ!プラム梅はどうな