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11月, 2017の投稿を表示しています

夢・記憶・シンクロニシティ

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今日は、常々不思議だな~と思っていることを徒然と。とりとめなくなるけど、今仕事から目をそらして現実逃避したいので(笑)だらだら書くにちょうどいい。 まずは、眠っている時に見る『夢』。 人がなぜ夢を見るのか、夢とは何なのかには諸説があるし、脳や身体の仕組みはまだ未知な部分もあって、夢とはなんともつかみどころのないもの。 しかしよく聞くのは、夢は今自分に起こっている現実や、自分も知らない「無意識」を投影したドラマだ、ということ。 私はよく次の日に予定していることの夢を見る。 例えば、 A さんとレストランで食事をする約束をしていると、前夜に A さんと会って食事をする夢を見るのだ。 これは、私が寝る前に、「明日は何時に起きて、何を持って、何時に家を出て、、、」と頭の中で予定を確認するものだから、そのまま夢の中でシミュレーションが現れるのだと思う。 絶対に遅れられない朝のミーティングが控えている前夜、ミーティングに遅れそうな夢を見るのもこのパターンの一つだろう。寝てはいても、脳のどこかで「〇〇しなくては」という意識が残っているのだ。 私たちが夢を見ている間に輝く月 しかし、どうにも不思議なのは、繰り返し見る夢や、現実で会ったことのない人が登場する夢。なぜそんなことが起きるのだろう!?どうやってその見知らぬ人の顔を私は作り出しているんだろう? そして奇想天外なストーリーは、脳の物理的な現象がもたらすのか、自分の想像力によるものなのか? 聞いたことのない言葉がキーワードのように出てくることもある。日本語でも英語でもない、初めて聞く言葉。 目覚めた時にそれを憶えていれば、私はその言葉をインターネットで検索するのだが、出てきた試しがない。いつかその言葉の意味が解る日が来るのだろうか、、、? 次に、『記憶』について。 記憶にまつわる不思議はものすごく多様なのだが、今書くのは、ここ数年で頻繁に起こっているフラッシュバックのようなイメージの記憶。ある記憶の断片が何の脈絡もなく、突然ふっと湧き上がる現象。 その時考えていることややっている動作は、その記憶と全く繋がりがないのに、、、。 記憶は落葉の一片のように、バラバラで頭の中にある 例えば

マチナカの小さな市場とかわいいお店たち ~ Dufferin Grove FM ~

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トロントはすでに何度か雪が降りすっかり冬モード。私の大好きなファーマーズ・マーケットも、ほとんどが 10 月半ばのサンクスギビングあたりにクローズし半年後の春を待つことに。 しかし、屋根付きの倉庫やコミュニティセンターが隣接しているところは、通年でオープンしているところもあり、露地育ちの葉モノ野菜はないものの、やっぱりその雰囲気が恋しくて行きたくなっちゃう。 この秋は日本行きや濃い仕事で行けていないので、今日は去年のマーケットを思い出しながらアップ。場所はトロント繁華街からちょっと西側に行った Dufferin Grove (ダファリン・グローブ)というエリア。 ここの市場、 Dufferin Grove Organic Farmers' Market    は、通年かつ、平日木曜の午後 3 時~ 7 時という、週末朝市とは全く違う日時で開催している市場。仕事帰りに寄れるという人も多いだろう。 小さいスペースながら、オーガニックのパンや野菜、貯蔵品、スイーツと、各カテゴリー1つずつベンダーがいるので、ちょこっと寄ってちょこっと買っていくにはちょうどいい。 カナダ・オーガニック認証された野菜たち 私はこの日新鮮な大根と水菜をゲット。(なぜか日本の野菜を何種類も売っていた) そこで野菜を売っていた男性は、たまたまこれなくなった栽培者の代わりに来ている人で、慣れない袋詰めをしながらお金を渡した私にこうつぶやいた。 「しかしよ~、オーガニックなんて言って、食べてわかるのかよ。俺は全然わからないし気にしねえけどな、ははは、ありがとよっ!」 「オーガニックなんてどうでもいい」おじさん。接客の合間にスープをすする。 はは、なんだか正直でいいな。確かに味で誰にでも明確にわかるものではないものね。そんなことを言う人からオーガニック野菜を買うのも面白い。 さて、お次はパン屋さん。買う・買わない別にして、パン好きな私はファーマーズ・マーケットに行けば絶対立ち寄るのだ。ここのパン屋さんで私が目についたのは、、、パンの置き方。 パンの湯気・湿気をやさしく吸い取り逃がすため、パンを厚手の布でくるんでバスケットに入れて売っている。何だかすごーく大事にされて

冬支度・冷たい空気の中で

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日本から戻って急ぎの仕事だけババッとやったあと、数日だけ北の職場&コテージに行ってきた。 私が不在の間運動不足になった犬のロウニンを広い場所で走らせるため、そして、シーズンを終えた野菜栽培の片付けや落ち葉掃除のためだ。 こちらの庭は広いから、芝刈りはもちろん、落葉掃除も半端ない。だから芝刈り機や何かしらのマシンを使っての作業になる。私も一人で来て一人で作業するうちに、こんなカナダの庭の手入れに慣れてきた。 秋の作業は、、、エンジン付きの芝刈り機に乗っかって、芝を刈ると同時に、芝を掃き出す風を使って落葉も一緒に吹き飛ばす。庭の端にうまく集めるために、吹き出し口の方向を考えながら、庭の真ん中から運転開始。 それでも細かい場所はどうしても手作業になるので、レイカー (raker =熊手)で掻き集める。実はこのレイク作業で結構腕と背中が筋肉痛になる。(バカボンのレレレのおじさんはずっと掃き掃除していて、実はマッチョだったかも !? ) ところで、集めるのに苦労する落葉も、畑をやっている人にとってはよい土壌の素。環境意識が高い町なら、町で集めてまとめてコンポスト作業しているところもあるものね。 私も来春向けの腐葉土を作ろうと、庭の隅に落ち葉を集めた。落葉が飛び散るのを防ぐのと少し空気を循環させるため、落ちた枝も混ぜ込んで、、、。 ここに微生物を含んだ有機肥料を撒いておいて、あとは冬の間微生物に働いてもらう!ここは雪解け水が最後まで残る窪みだから、その水分・湿気を逆手に取って。 ちなみに下記写真は、去年仕込んで今年の春使った腐葉土。このしっとり・ジメジメ感、そして枝にはびこるカビのような菌を見てうっとり。(←すっかり農作業にはまってる(笑)) 菌による発酵・熟成の恩恵を受けるという意味では、日本酒やぬか漬け、味噌の仕込みと同じようなもの。生物の生命を活性化する菌たちには本当に感服。 そんな腐葉土や有機肥料のせいか、私が世話していた野菜のうち、なんとセロリやケール、アルグラ(ルッコラ)や水菜ははまだ元気だ。すでに一度雪がちらつき、最近の朝晩の気温も0℃近くなのだが。 元気なルッコラと水菜 ハーブ系が強いのはわかるが、葉モノ野菜がこの気温の中生きていて

雨と柿の?日本滞在

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10月後半から実家の用事のために日本に来ている。滞在中ネット経由でカナダの仕事も継続しているが、ひとたび実家に来るとなんやかんやあって、なかなか自分のペースでことが進まない。 秋の日本!しかし今年は雨続き、、、。 まあ、それはこれまでも何度も経験しているので、なんとかやりくりしているが、難しいのは時間の調整よりも気分の調整。なぜなら、田舎で両親と過ごすと、生活スタイルがまるで違うから。 朝早く夜も早い。いろんなことがアナログ。テレビ をつけている時間が長い。そして母に振り回される(笑) 食事もカナダとはガラッと変わり、白飯・味噌汁の登場率が一気にアップ。これは嬉しい点だが、米がうまいし魚・野菜も新鮮。豪華な和食でなく、一般家庭のフツーの何でもないおかずが一番身体が喜ぶので、ついつい食べ過ぎる。 秋の味覚・菊。スーパーの刺身も十分新鮮! これも秋の食材「むかご」 シンプルに椎茸とダシだけで炊いたむかごご飯。むかごはミニ里芋みたいな甘みと食感。 カナダでは大体夕食後にもう一仕事するのだが、実家では、美味しい和食を食べてその後熱い風呂(これが柚子風呂だったり!)に入れば、もう仕事なんてする気なくなる。スマホなど、なぜかデジタルものに関わりたくなくなるのだ。 実家の柚子の木。たった1本だがもう200個くらい実がついていた! そして夜 10 時も過ぎれば自然な睡魔がやってきて、その後深い眠りに。それは翌朝の早起き・目覚めのいい朝につながっていく。 カナダでは夜も仕事をするせいか、12 時1時を回っても睡魔が来ずなかなか寝付けない。うーん、出来るだけ日本の田舎のような生活をした方が健康的だよなあ。 採れたて自然薯! 父が暇つぶしで(の割にはのめりこんで)育てた野菜たち *** さて、今回は両親向けにあるミッションを遂行するために来たので、事前にいろいろ段取りを考えたりリサーチをしてきたのだが、なんと、着いて数日後に親戚に不幸があり予定が一気に崩れた。その数日後にさらに母の友人の一人も亡くなり、この短期間に葬式騒ぎが2件も。 深刻ではないものの父の短期入院もあったし、さらにはこの時期滅多に来ない大型台風が2つも来て外出を