カナダは大きい!

今月は日本からビジネス・ゲストが来て大忙し。

オフィスでのミーティングはもちろん、あちこち視察のために運転もたくさんしたので(しかも雪の日もあり!)本当に目まぐるしかった。

前回書いた、オンタリオ州の西方面も再度出向いた。

ここでは、町の産業振興担当課と、ある穀物農場を訪ねたので、ちょっと触れてみよう。

*

まず町役場。カナダは英連邦王国のひとつなので、入り口には国家元首のエリザベス女王の写真が。


そういやカナダの切手他、公的ないろんなところで女王のお姿は拝見する。


 役場を出て農場へ。土地が広いことはもちろん、いろんな設備や作業車がデカい!

 

これだけだとわかりづらいが、タイヤは私の背より高い!


ちなみに、この農場はカナダではごく小規模の農場。カナダにおける穀倉地帯はここオンタリオ州でなく、もっと西へ行ったサスカチュワン州が中心だが、そんなところに行ったら地平線まで農地なんだろうな。アメリカの穀倉地帯もセスナで農薬撒くくらいだもんね。いや~広い広い。


とにかくどこを運転してもカナダの広さを感じる。カナダの土地は世界2位で日本の26倍。もっとも、北側は氷と大自然に閉ざされ人間が住める場所が少ないんだけど。

見かける人間が少ないことも広さを感じる一因だろう。人口密度で言えば、1キロ平方メートルあたりで、日本の340人に対し、カナダは3.4人!わお、100分の1!

例えると、朝の山手線で1車両に200人超えでぎゅうぎゅうに乗っているのが日本で、1車両にたった2人くらい涼しい顔で乗っているのがカナダ、ということ。(顔は関係ないか、笑)

まあ、これは数字を押しなべてであって、実際はトロント周辺に人口は集中しているので、都市部と北部では相当差がある。

以前、仕事の関係でカナダ各州の人口密度を調べたことがあったが、イヌイットたちが住む準州では、数字上50km四方に一人、という場所もあった。わお、お隣さんが50km先とは!

ということで、最近日本に帰ると、東京の人の多さに本当に圧倒される。自分も一時あの満員電車に乗っていたというのが信じられない。

今やそれを見ただけで息が詰まりそうな、そんな「カナダ体質」になりつつある、、、。

さて、冒頭の仕事の話を戻すと、数日前に空港でゲストを見送って、今ようやくひと息。

この秋は公私ともにイベントフルで、いろんなことがたまっちゃってるけど、なんせカナダの冬は長ーいから、これからは嫌でも屋内にいることが多くなる。

ぼちぼち冬の予定でも立てよう。




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