古く美しいケベックシティへ

コロナ以降初の、旅行らしい旅行をこの夏敢行!先日オタワ・モントリオール・ケベックへ行ってきた。各都市1,2日ずつの駆け足の旅だったけど、古いヨーロッパ調の建物や街を楽しんできた。


可愛い街並み

城のようなホテル、シャトー・フロンテナック。


3都市のうち、初めて行ったのがケベックシティ。ケベック州の州都でカナダの歴史が始まった場所のひとつだ。城塞都市の旧市街全体がユネスコ世界遺産に登録されているだけあって、ここが本当に綺麗で印象に残った。


城塞に沿って歩くのが楽し。


夜もいい雰囲気(右のビルは壁画)

シャトーのライトアップ。幻想的。


魅力的な街の要素って、ある程度の緑はもちろん、坂道・路地・水(川、海、湖、運河等)があることだと思う。ケベックシティはそれらすべて揃っていて、かつ時間の経過も加わり、ぜひ再訪したい街となった。


いたるところに坂道が。


看板・サインがいちいち可愛い


城塞の丘の上からセントローレンス川を臨む


散歩中、なんと虹が出現!

ケベック発祥のプーティーンや、フランス文化圏ならではの美味しいバゲットやクロワッサンももちろん食した。これも再訪したい理由のひとつ!



プーティーン(フレンチフライ+グレイビー+チーズ)はマストハブ!

古く個性的なカフェも街の魅力


フランス語なまりの英語は時々聞きづらいけど、旅行で行く分には困らない。


ものすごく寒いけど、冬のケベックシティ、特にクリスマスシーズンの街の様子も格別と言われるので来てみたいし、古く居心地のいいアパートメントで2,3週間暮らすようにも過ごしてみたい。


私が今回歩いたのは、主に歴史的建物やツーリストの集まるエリアだったから、綺麗な面しか見ていないのかもしれないが、途中で通った一般的な家々も暖かい雰囲気があった。


***

モントリオールは7年前に行ったきり。しかもその時は冷たい雨が降りしきり、寒さのあまり観光もそこそこにホテルに戻ったのだった。


今回も半分は小雨だったけれど、前回工事中でよく見れなかったノートルダム寺院を時間をかけてみることが出来た。オールドタウンの古い建物がやはり魅力的。



ノートルダム寺院を再訪。美しかった。。。




やはりここも路地が魅力的。

セントローレンス川沿いにも多くのアトラクションが。
(青白のテントはシルクドソレイユの本拠地)


モントリオールの時計台と花火
(日替わりで各国が花火を競うイベント。この日はアメリカで派手目の花火だった!)



カナダの首都・オタワも今回2回目。前回は見なかった、夜の国会議事堂のライトアップを見て新鮮だった。




国会議事堂は改修中につき、ここは臨時の
カナダ上院の部屋。上座は君主のイギリス国王用

国会議事堂前には首相のオフィスの入った建物があり、これまた古く荘厳で何枚か写真を撮ったのだが、折しもこの日、ジャスティン・トルドー首相の別居のニュースが入りカナダのメディアを賑わせていたのだった。へんな偶然だ。。。


***


たった数日とはいえ、ケベック州から帰ってきて、「ボンジュール」「メルシー」がそこらへんで聞こえないことに違和感があった。言葉だけでなく、同じカナダなのに、やはり普段暮らしているオンタリオとは違う雰囲気があった。


カナダ一のコーヒーチェーン「ティム・ホートンズ」はもちろんフランス語メニュー


日本へ行くのも長旅だけど、目的は里帰りで旅行とは言い難い。だから今回は「ああ、旅した~」という気分もしっかり味わえた。


ケベックシティの傘通り



カナダにはまだ行っていない場所がたくさんある。赤毛のアンの東海岸プリンスエドワード島、カナディアンロッキー、西のバンクーバーなどは有名だが、私は北の果ての方やイヌイット文化圏、ファーストネーションの島などにも惹かれる。


カナダはとにかく広い。今回のような都市への旅もいいけど、せっかくカナダにいるのだから、その広さや自然を堪能できる旅もいつか行こう。


セントローレンス川の夕暮れ。モントリオールにて。





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