夏休み 2022
月初め、友達のキャンプに1泊の飛び入り参加。ただしこれは森のトレッキングとバーベキューの延長のようなもので、シャワーも浴びずテントで雑魚寝し、翌日には帰ってきた。
しかし、この週末、まさに久々の旅行らしい旅行に行った。
ほんの3日だけ、しかも車で1時間半で着く湖畔だから、たいした遠出ではないのだが、それでも3日分の荷物をパッキングした時は、旅に出る前の独特の興奮を久々に感じた。
「そうそう、これこれ!」って。
日本にいると、電車やバスで旅に出ることも多い。それゆえ荷物は最小限にすべく、いろいろ知恵を働かせる。
しかし、こちらではもっぱら車。あれこれ載せられるし時間に縛られない。いざというときは、車が休憩、食事、着替えスペースにもなるし。
とはいえ、いろいろ持って行っても、結局は限られたものしか使わないことを、これまで数多くの旅をしてきた私は知っている。
だから今回は車とはいえ荷物はコンパクトにまとめた。(それでも結果して7割くらいしか使わなかった)
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一人で行く旅はとにかく気楽だ。
都会に行くなら美術館の時間やレストランのリサーチなどするが、今回のような半田舎なら何も予定を立てず、気のままに過ごす。
湖の砂浜でヨガやったり、波を眺めながら昔の音楽に浸ったり、本を読んだり。
昼はテラスのあるレストランでビールとつまみ。つまみと言っても、日本での一食分に相当する量だからそれで充分。
例えば写真のプレッツェルのソーセージのせ。塩味が効いてて、ビールにピッタリ。ボリュームあるからこれでもう満足。
あとはぶらりと、適当に見つけたカフェに寄る。そこが居心地よければ「あたり」だ。今回は鉢植え植物やナチュラル系雑貨を売る店内にカフェを見つけ、大きなソファでまったりできた。「あたり」だった。
この種の旅は、ガソリンとホテル代だけ出せば、あとはお金をあまり使わない。しかし気分的にはとても贅沢感がある。
日常の居場所から離れ、携帯やSNSからも離れ、こうして過ごすのは、よいリセットになる。1年に1,2回はやりたいものだ。
この2年の制限された期間を思えば、今年はいろいろできてよい夏だったと思える。発音クラスを修了したし、久々のトロントにも行ったし、ピラティストレーニングなんかも始めたり。
カナダの夏は、5月末のビクトリア・デイに始まり(アメリカならメモリアル・デイ)、9月1週目のレイバー・デイで終わる。夏至の頃は夜9時過ぎだった日没もまもなく夜7時台へ。
朝晩の気温は下がり、夏が去るさみしさを感じさせる。人々は休暇から戻り、来週から各種学校も始まる。
ただし夏が終わっても旅は行きたい。まず日本へ行かねばならないし、ニューヨークだっていつから行っていないか?カナダ国内で行っていないところも攻めたいし!
通常に戻ったこの夏は、私の旅行熱に火をつけたかもしれない。
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