オフィスを出よ、陽を浴びよ

今月も濃い仕事のせいで怒涛のひと月だった。「来週こそゆるくなるぞ」と毎週のように希望がちらついても、結局その通りになることはなく、、。

とても寒い夕方、ミーティングの合間に見た久々の日暈

今月はなんと人生で初めて、飲まず食わずトイレも行かず、6時間ぶっ続けのミーティングも経験した。

しかし、私はあまりに内容に集中していたので、その間空腹も時間も英語の苦痛も感じなかったことの方がオドロキ。ここ2-3ヶ月、結構なテンションの中で長時間労働が続き、脳が常に覚醒しちゃっているのかも⁉

昼前にミーティング開始して、、、

終わったら夜だった!

ところで、その6時間ぶっ続けミーティングでは、70代半ばのある程度地位の高いドイツ人の方がメンバーにいたのだが、私がいろいろ用意してきた資料を見て、驚いてしばし絶句。そしてこういった。

「素晴らしい準備をありがとう、君はドイツ人以上にドイツ人のようだ!」

いやなに、私は膨大なペーパー資料をうまくオーガナイズして、読み手の作業に合わせてわかりやすく揃えただけで、多少私の性格が入ったとしても、日本だったらフツーのこと。

彼は普段、何かとおおざっぱな北米のオフィスワークの中にいながら、同時にドイツ系の会社やドイツ人を相手にすることが多い。

ドイツ人はおおうにして非常に几帳面に効率的に物事をオーガナイズするとのこと、この北米にいながらそういう仕事の仕方をドイツ人以外に見受けたものだから、上記のような言葉が出たのだった。

「日本とドイツは人の気質が似ているんだ。かつて(戦時中)同盟でもあったし。こりゃやりやすい。」と、戦中・戦後体験者にありがちな表現を交えながら、ちょっと嬉しそうな彼。

その後、彼と頻繁にやり取りをすることになったのだが、彼は実際応答や文書管理がビックリするくらい几帳面で、私としてもやりやすい反面、一切手が抜けないというプレッシャーも抱えることになった(笑)。最終的にはより確実な仕事に繋がるからいいんだけど。

今月は先月同様、関係者とホテルで数日缶詰めで仕事することも。せっかくのホテル泊なのに、常に時間に追われ、ソファでくつろぐことも、バスタブに浸かることもなかった、、、。

せっかくのリビングルーム付きの部屋も意味なし、、、

ホテルのカフェでベーグル齧りながら朝ミーティングの準備

さて、そんなわけでずっとデスクに張り付けか、車・地下鉄で仕事の用事で駆けずり回るかだけの状態が続いているので、今は気持ちがぱあっと晴れるアウトドア的アクティビティを心身が求めている。

今は冬だからそれも難しいけど、とにかく外でうーんと背伸びして陽の光をたっぷり浴びたいって感じ。

その欲求は「なんとなく感じる」だけでなく実は深刻で、私は少し前の健康診断で、ビタミンDのレベルが低いと忠告を受けた。

ビタミンDは自分の身体では作れず、食品摂取や太陽光を浴びることで身体に吸収されるもの。不足するといろんな病気・不調をもたらすのであなどれない。しかし、日照時間の少ない北の地では、私のようにビタミンD不足になる人は多く、サプリメントで補うことになる。

日照時間も短い上、雪雲が太陽を覆う冬

私はここ半年仕事漬けで外に出れていないのはもちろん、このブログのタイトルにちなんだ通り北の地ばかりにいるから、元々不足しがちな環境にいるよな。夏は良く使う日焼け止めも、太陽光をブロックするからビタミンD不足の原因になる。

だから、1日15分でも日焼け止めなしで太陽の光を浴びるといいらしい。しかも手のひらというのは効率よく太陽の光を吸収するというので、最近私は運転中、信号で止まる度にせっせと手のひらを太陽にかざしている。(そして隣に止まった車の人にへんな目で見られる(笑))

サプリに加え、ビタミンDを多く含む食材(魚介類やキノコ)も採りたいのだが、何しろミーティングを兼ねた会食は肉中心だし、チェーン系カフェで急いで食事を済ますこともしばしば。こんな食事はビタミンDどころか、他の栄養素だって偏っちゃう。

ティム・ホートンズは第二の会議室

前編に登場したヤミー・マーケットのレバーペースト。パセリとアリオリソースでアレンジしてあるから食べやすい。ビタミンD摂取によいが買いに行く暇がないよう(泣)

仕事ばかりに時間を取られると、本当にいろんな場面で弊害が出ちゃうな。何とかしないと!

一応明日から少しだけスローダウンする予定なので(と、先月も書いていた、、、)、時間がちょっとでも空いたら、オフィスを出て陽の光を浴びたいと思う! 

冬こそより一層陽を浴びないと!

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