ついに本当の春が来た!

月。日本ほど数はないが、通勤途上でちらほら見かける桜がいま満開。チューリップもピークを迎え、木々も芽吹き出してきた。やっと春を確信出来ている。


4月中は冬と春を行ったり来たり、かつ雪も降るので、本当の春が来たか信用できない。でも、いったん本当の春になると、季節は早送りしたかのように進み、5月末には夏のような日がやってくる。冬が長い分、他の季節がとても短い。


今年はつい最近まで0℃近くの日があってことさら冬が長く感じたし、雪が多い年だった。それに負けじとばかりに結構あちこち出かけたけど。凍った湖を見に行ったり、冬道を散歩したり。





ものすごく寒い3月の初めに、冬のナイアガラを見に行った。以前も見たことがあるが、雪の中の滝はまた美しく迫力があるのだ。氷点下十数度の澄んだ空気の中、ライトアップも綺麗だった。








ところで、私の住んでいる辺りは地震や台風、洪水、水不足がないのが幸いだが、竜巻に近い突風がしばしばやってくる。つい1週間前、ものすごい強力な突風とたった5分ほどのゲリラ豪雨が私の住んでいるエリアを襲った。


大木があちこちで倒れ、道路を塞いだり家々の屋根やフェンスを壊したりと、かなりの被害があった。近所の人たちは「このへんでこんな突風は初めて」を口々にしていた。




午後4時過ぎのたった5分の出来事ーーー私はその日に限って用事で早く会社を出て、なんとその5分間は運転中だった。私の通勤時間は10分なのに、その5分がちょうどハマるなんて、、、!しかも普段は帰らない時間に!


雨の予報はあったけど、会社を出たときは青空で、だれも悪天候を予期していなかった。しかしちょうど会社と家の中間の林と橋を通るときに急に黒い雲がやってきていきなり車を揺らし始めた。


普通の風じゃなかった。車が浮くような変な風、、、多分竜巻のちょっと手前だったのか?


いきなりの豪雨で前の車も見えないし!ほんの数分だけ尋常じゃない風景になり、その後すぐに雨が弱まり、家に着くころにはまた青空になった。たった10分間でものすごい変化!ごく極地での出来事だった。


家につく直前で大きな木が倒れていて道路を塞ぎ、迂回することになった。私の後ろにいたバスは立往生。



迂回の途中でバキッと折れた木を何本も見てびっくりした。
しかもその時はすっかり雨も止み青空だっただけに。根こそぎ倒れ、周りの芝生をめくり返した大木も。




その日の後から急に暖かくなり本当の春の陽気がやってきた。冬から春になるとき、雨や嵐、雷が多いが、あれが季節が変わる最後の暴れん坊な天気だったのだな。


さて、これから夏に向けて外での活動が増える。誰もが太陽の光を待ち望んでいた。


スーパーに併設の園芸センターが続々とオープンし、色とりどりの花を売り始めた。そういう鮮やかな色は、長い灰色の冬のあとは特にまぶしく感じる。野菜栽培の準備もしなきゃ!



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