秋から冬へ 2018

前回のエントリは続きがあるけど、それはもうちょとあとで。

今は、完全に終わってしまった秋と本格的にやってきた冬の、その移り変わりをゆるりと記しておきたくて。

さようなら、2018の秋!

先月10月半ばにまだ紅葉が残る中、最初の雪が降ってその後数回降った。それらは長く残ることはなかったけど、なにせ気温は氷点下だから寒いのなんのって!

ロウニン用の水を外においてたら朝凍ってた!

真冬になればマイナス20℃前後にも慣れちゃうのに、冬になりたての頃はマイナス2,3℃がものすごく寒く感じるんだよね。

でも、、、来たる極寒に恐れを感じながらも、秋よりも数段冷たい冷気は、清らかで新鮮な気持ちにもさせてくれる。また、そんな寒さの中でも陽の光が身体にあたると、じんわりした独特の温かみがあり、またまた太陽の偉大さを感じたり。

太陽の光は常に強力!

特に北のコテージに滞在中は、そんな自然の感覚を直に味わいたくて、ブルブル震えながらあえてデッキでコーヒー飲むことも。ビタミンD不足の私としては、出来るだけ陽の光を浴びたいし!

氷点下の中、あえて外で。

朝はデッキの表面も落葉も凍っていて美しく、運河の水は、外気より暖かいのか、蒸発している様子も見れる。



鮮やかな色のまま凍ったメープルのカラフルな葉と戯れたり。たとえ寒くても、こうやって季節を味わう瞬間は、私がひとり静かに興奮する、トキメキの時間でもある。

雪とメープルのコラボ

ロウニンを使って色見本作成!

ただし、そんな悠長にしているのは朝のひとときだけ。現実に戻れば、この季節は大量の落葉の片付けが待っている。この秋は3回くらい芝刈りマシンで作業したかな? 綺麗にした日の夜に風が吹いて、あっという間にまた落葉が庭を覆ったときはがっくりしたっけ、、。


片付けだけでなく、集めた葉で腐葉土も仕込むから、かなりの肉体労働!まあ、いい運動と思えばいいか。

エンドレスな落葉掃除、、、。

それから、家庭菜園の片付けなぞも。残っている根菜やハーブは、葉が雪をかぶったり、数回凍ってしまったけど、その後復活。セロリやビーツ、ニンジンにパセリと、シャキッとしたものが採れて幸い。

すっかり雪をかぶったセロリやビーツ

しかし復活!

復活どころか、シンクから溢れるほどの大きさとエネルギー!

ひとたび作業なんかしていると、身体はあったまるが、日暮れが近づくとまた冷気が忍び寄ってくる。こういう時、作業に熱中していると危険。気が付くと耳が凍傷のようにじんじんしてくるから。やはり北の寒さはあなどれない。

家に入って身体を温めるために時々作るのが、アーユルヴェーダ(インド伝統医療)のレシピで作るターメリックのミルクティー。豆乳やアーモンドミルクなどの植物性ミルクを温めて、ターメリックパウダー、すりおろし生姜、ハチミツを混ぜるだけ。

本当はちゃんとふるって入れるべきだけど、粉類を手抜きでどさっと入れ、無理やりかき混ぜる(笑)

ちょうどファーマーズ・マーケットでターメリック入り生ハチミツを得ていたから、これを使うと簡単。生姜も、日本の友人からもらった「金時生姜」という濃い味のパウダーがあるので、すりおろしのフレッシュさには負けるが、面倒な時はこれを使う。


さらに、レシピにはないけど、自分が好きだからシナモンパウダーも勝手に投入。強力なスパイスが3種も入って、刺激強すぎ?でも冷え性の私にはちょうどいいのだ。

さて、街の中はすでにクリスマス・モード。玄関用のクリスマスのデコレーションの鉢植えは、さしづめ西洋の門松!?(見た目、そっくり)



ほんの少し前まで、秋を楽しんでいたのがもう遠い昔のよう、、、。

ある秋の日、黄色の野草で花束を作ったら、黄色の夕陽が差し込んだ。

9月の紅葉。今は葉はすっかり落ちている。

冬時間も始まり、11月も後半になり、今これを書いている間にしんしんと降っている雪は、いよいよ「積もる」雪になりそうだ。来週にはマイナス10数度にもなる。もう本格的な冬に突入したと言える。



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